考える技術・書く技術
【著者】バーバラ・ミント 【監修】株式会社グロービス
【訳】山崎康司 【出版社】ダイヤモンド社 【発刊年月】 1995/4
【本体価格】2330円 【ページ数】212P
本来文章を作成するということは、自分の考えを読み手に伝える以前に、「自分の考えを練り上げる」ことを要求するものである。しかし、この書き手の義務を認識し、それを果たしている人間は極めて少ない
同書 P209から引用
人は常にコミュニケーションをしている。インターネット、電話、手紙、口頭、あらゆる場面で。ビジネスも突き詰めれば、コミュニケーションの一つ。だからこそ、ビジネスにおいてコミュニケーション能力は、最も必要な能力の一つにあげられる。
さて、今回紹介させていただく書籍は、コミュニケーションの一つの形である「書く」という技術に関する本。「“てにをは”を正しく」や「イントロを魅力的に」といったノウハウ的な内容の書籍が多いなか、この『考える技術・書く技術』は、「書くとは、考えることだ」という主張に基づき、「書く」ことだけでなく「どのように考えればよいか」ということまでも解説してくれる。
「書くべきことがまとまっていない状況で書き始めても文章を書けるわけがない。」そんな誰でもが知っていることを、論理的かつ、科学的に説明している本書。単に文章を書くということのみならず、プレゼンテーション、企画立案などビジネス全般に必ず役立つ。「考える」ことと「伝える」ことは、常に表裏一体だからだ。
本書を読んだ結果、私が文章がうまくなったか否かは分からないが「考える」という技術を学ぶことができた。「書くことは考えることである」このことを実感できるだけで、何かが変わるはず。全ての人にオススメできるすばらしい本だ。
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