経営参謀が明かす 論理思考と発想の技術
【著者】後 正武【出版社】プレジデント社 【発刊年月】1998年12月25日
【本体価格】 1500円【ページ数】288P 【ISBN】4-8334-1664-6
論理は手段であって、目的ではないから、論理や発想の方法論を学びそれ を使う訓練をすることが、ただちにみなさまの仕事や社会活動のお役に立 つとは言えないだろう。しかし論理的な思考・発想の技術は、長い目で見 ると必ず「アタマをよくする」ために、そして「正しい判断」を行うため 有用であると思う。
同書 はしがきから引用
「戦略的思考が身につく」 と謳った書籍は数多くある。しかし、そういった書籍を1冊読んだくらいで戦略的思考は簡単に身につくわけではない。そんな容易に戦略的思考が身についたとしても、言ってみれば他の人も同様に戦略的になっているわけだ。つまり、そこではさらに高度な戦略的思考が必要とされ、無限連鎖を繰り返すように私達の戦略は高度なものが必要となってしまう。しかし、幸いなことに(?)私達は多くの場合、非戦略的な思考をしていることが多い。
さて、今週紹介する「論理思考と発想の技術」と題された1冊は、戦略的思考の基盤となる「論理」に関する1冊である。正直言って、この1冊を読んだ時、私の思考がいかにクリアになったかをこのスペースで伝えることに困難を覚えているほど、様々なノウハウが納めらた珠玉の1冊である。「正しい思考法で、最適な結論導き出す」考える筋道、論理の組み立て方、表現方法等を、演習問題と合わせて紹介してくれている同書は、論理という武器の使い方を読者にあますところなく伝授してくれる。
さて、本書と同様の成果を与えてくれる書籍には、[en] BOOK REVIEW No.39号で紹介した『考える技術・書く技術』がある。この2冊を合わせて読んでいただくと、この両書が持つ力をより強く実感することが出来るはずだ。
筆者である、後 正武氏は、ハーバード大学にてMBAを取得し、マッキンゼー・アンド・カンパニーにてプリンシパル・パートナー。ベイン・アンド・カンパニーにて取締役副社長、日本支社長を経られた方。戦略的思考を武器とするコンサルタントのノウハウを、今後の仕事と判断のための基盤に是非とも十分にお役立ていただきたい。
![転職、派遣、アルバイトまで!求人メルマガ [en]キャリアニュース](http://columnjob.en-careernews.com/images/en_logo.gif)
